Sacrifice
戦闘について
■1.Sacrifice(サクリファイス)の流れ
「メモレンジャー」の世界では、敵であるミュータントとの戦闘をサクリファイスと総称します。
以下、サクリファイスの手順と操作方法について説明します。
□1-1.ミュータントとの接触
ダンジョン内などで、ミュータントの反応がある点に移動するとランダムでサクリファイスに突入します。
戦闘回数(エンカウント)は、勝利・退却にかかわらず、戦闘に突入した時点で1回とカウントされます。
□1-2.サクリファイス画面
サクリファイスに突入すると、初めに以下のコマンドが現れます。
Sacrifice
[たたかう]コマンドに相当します。選択するとサクリファイス態勢に入ります。
Auto
敵の弱点を突いた攻撃をオートで繰り出します。
Sacrifice
戦闘から退却します。退却成功率はAGLの値に依存します。
□1-3.サクリファイス突入
サクリファイスはターン制で進行し、AGLの高いキャラから順に行動を開始します。
各コマンドの意味は次の通りです。
攻撃
装備している武器での直接攻撃を行います。
この攻撃に限り、クリティカル(通常攻撃の3倍ダメージ)が発生します。
装備している武器の種類により、攻撃方法などが変わります。
▽ソード系
:敵1体に2回の連続攻撃を行います。
▽フェイザー系
:敵全体に1回の攻撃を行います。
特殊技能
BPを消費してキャラ固有スキルやスロットスキルを発動します。
防御
1ターンの間、防御態勢を取り、敵からのダメージを1/2にします。
キャラクターによっては、ダメージ量を1/4にできるものもあります。
アイテム
所持しているアイテムを使用します。白字の物が使用可能です。
□1-4.サクリファイス完了
出現したミュータントのNNを全て0にすると勝利です。
アイテムを入手することもあります。
Supplemental Explanation
□エンカウント数とミュータント強度
「メモレンジャー」の世界では、敵であるミュータントも刻々と進化を遂げています。
エンカウント数が増えると、それにつれて敵も強くなっていきます。
むやみにサクリファイスを行っていると、こちらのレベルを上回る強さの敵が出現する可能性もあります。
無駄な戦闘は回避するなど、工夫も必要です。
□ボスミュータント(怪人/トランジエント)
ダンジョンで出没するミュータントに加えて、各地には強力な脳力を持ったボスが存在します。
ボスを撃破するとパーティーの基本脳力値(BC)が上昇します。
積極的にサクリファイスしましょう!
■2.Sacrifice中のアクション
サクリファイス中に発生するアクションを以下に述べます。
□2-1.Brain Storm(ブレインストーム)
メモレンジャーは、一定条件を満たすと、サクリファイス中に新しい固有スキルを閃きます。これをBrain Stormと総称します。
Brain Stormの発生条件には次のようなものがあります。
@キャラクターのBrain Storm Level
Aキャラクター固有スキルの使用回数
これらの値が高いほど、より強力なスキルを習得できます。
ただし、
Bトランスミット(変身)をしていない
ことがBrain Storm発生の絶対条件となります。
Brain Stormで閃いたスキルは、次のターンから使用可能になります。
□2-2.トランスミット(変身)
サクリファイス中、
特殊技能
から
変身
コマンドを選択すると、
「メモレンジャー」にトランスミット(変身)することができます。
トランスミットすることにより、次のようなメリットがあります。
@レンジャーウェポンの使用が可能になる
Aキャラ固有スキルの威力が2倍になる
BSynfire Chainの発動が可能になる
ただし、
「コンバータ」を装備していないとトランスミットすることができません。
□2-3.レンジャーウェポン
トランスミット状態のときのみ、
特殊技能
の項目に出現するコマンドです。
BPを消費して攻撃を繰り出します。
▽レンジャーソード
BPを1消費して繰り出す近接攻撃。命中率は高いのですが、レンジャーフェイザーに比べて威力は劣ります。
レンジャーソードの威力はATKの値に、命中率はAGLの値に依存します。
▽レンジャーフェイザー
BPを2消費して繰り出す遠距離射撃。レンジャーソードに比べて威力は高いのですが、命中率が低いのが欠点です。
レンジャーフェイザーの威力はCONの値に、命中率はAGLの値に依存します。
レンジャーウェポンを使うことにより、Plastisity Point(PP)が1ずつ蓄積します。
□2-4.NDEシステム(Neuronal-Depolarization Enhancement)
サクリファイス中にNNが0、もしくは最大NNの7%以下になると、そのキャラクターは確率で戦闘不能に陥ります。
しかし、低確率で復活する場合があり、これをNDEと呼びます。
NDEは、成功するたびに発動確率が上昇します。
□2-5.Synfire Chain(シンファイヤーチェイン)
ストーリーが進行すると、使用可能になるアクションです。
複数のキャラクターが、固有スキルを一定の組合せで使用した場合に、強力な連係攻撃を発動させることができます。
Synfire Chainでは、敵全体に防御力無視のダメージを与えます。
▽Synfire Chainが使用可能になると、次の図のようなSCゲージが表示されます。
▽SCゲージの値は、1ターンにつき1ずつ加算されていきます(ターン開始時は0)。
▽SCゲージの値の最大値は4です。
▽SCゲージの値に応じて、連係参加人数が決定されます。
例えば、SCメーターの値が2の時に発動条件を満たすと、2人による連係、
値が3の時なら3人による連係が発動します。
▽Synfire Chain発動後、連係参加人数に応じた値が減算されます。
▽複数の連係技の発動条件を同時に満たすと、1ターンに複数の攻撃を繋げて発動させることも可能です[
Chain Smash(チェインスマッシュ)
]。
▽
スロット攻撃では連係は発動しません。
Supplemental Explanation
□Synfire Chainのメリットとデメリット
Synafire ChainはBPを消費することなく、敵全体に対して大ダメージを与えることができ、技によっては麻痺などの追加効果も有します。
しかし、発動は条件が満たされた次のターンになるため、ギリギリの状態で発動しても逆にピンチを招くこともあります。
普段のサクリファイスで、どのような技の組み合わせのときにSynfire Chainが発動するかを研究しておくと良いでしょう。
□敵のSynfire Chain
ストーリーが進むと、敵側もSynfire Chainを使ってきます。
敵のSynfire Chainは、一定条件を満たすと即発動するため非常に危険です。
アイテムとして入手できる『SCジャマー』を使うと、敵の連係を妨害できます。
タイミングと戦略を考えて戦うようにしてください。
□トランスミットのメリットとデメリット
トランスミットのメリット/デメリットをまとめると以下のようになります。
戦略に応じて上手に使い分けてください。
トランスミット
メリット
デメリット
している場合
・レンジャーウェポンの使用が可能
・Synfire Chainの発動が可能
・固有スキルの威力上昇
・トランスミットに1ターン必要
・Brain Stormが発動しない
→
新スキルが習得できない
していない場合
・1ターン目から攻撃可能
・Brain Stormが発動する
・レンジャーウェポンの使用ができない
→
PPが蓄積しない
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