Management Principles
運営理念 -世界に広がる学遊合-
近年日本ではいわゆる「理科離れ」が問題となっています。
小学校、中学校、そして高等学校へと進学する中で、化学・生物・地学などの理系科目を選択することになりますが、
学年を重ねるごとに「理科は嫌い」「難しい」「何のために勉強するのかわからない」、といった声が聞かれるようになります。
確かに現代は、科学技術が日進月歩で発達し、新しい科学的発見が次々と発表される、流れの速い時代です。
しかし、だからと言って現在の科学が「難しすぎる」「面白くない」といえるのでしょうか。
私達KIAGENEはそうは考えません。
本来科学は「なぜだろう」から「なるほど!」へつながる、そのプロセスを楽しむ心から生まれてくるものです。
全ては好奇心から始まります。
日常には様々な「なぜ」と「不思議」が溢れています。
その全てを知ることはかなわなくとも、何も感じることなく日常を過ごしてしまう・・・もったいないと思いませんか?
机に向かい、本を開くことも大切ですが、それ以上に「興味」「好奇心」を持つことこそ、
科学する心を養う上で大切なことであると考えています。
当サークルKIAGENEは、先端科学研究をわかりやすく広めることを目的に活動しています。
KIAGENEは近年ますます専門化、細分化する知識を一部の人だけが抱え込むことなく、
少しでも社会に向けて還元できるように微力ながらお手伝いできればと考えています。
そして、できる限り多くの人が科学に親しんでくれることを切に願ってやみません。
研究を日常へ――
科学する心は「楽しさ」から生まれます。
KIAGENEは世界の理科離れを食い止めます。
◆サークル名「KIAGENE(キアジーン)」について
「gene」とは英語で「遺伝子」を意味する単語です。
また、「KI」とは、遺伝学や分子生物学などの領域で利用される実験手法「Knock In(ノック・イン)」の略称を意味します。
ノックインとは、ゲノム上の遺伝子に、各種の機能遺伝配列を人工的に導入する手法のことです。(*1)
当サークル名KIAGENEには、「始まり」「前衛的」「先端」を暗示させる、アルファベットの「A」を用い、
「始まりの遺伝子」=「A-gene」をノックイン(KI)していこう、という想いが込められています。
(*1) 例として、オワンクラゲの蛍光タンパクを産生する遺伝子をノックインしたGFP動物などがあります。
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